CanonicalがGSIパートナープログラムの強化を発表、 拡張性と自動化機能で企業の最新IT導入を促進

by Canonical on 16 July 2020

Ubuntuの提供元であるCanonical(本社:英国・ロンドン、CEO:Mark Shuttleworth)は本日、グローバルシステムインテグレーター(GSI)プログラムの強化を発表しました。新しいプログラムでは、パートナーメリットを追加するとともに、データセンター、マルチクラウド、エッジ、IoTに対応するCanonicalのセキュアなオープンソース製品群すべての再販と統合の機会を提供します。GSIは今後、拡張性と自動化機能を備えたプラットフォームで顧客向けのソリューションを構築することにより、市場化までの時間短縮、顧客の運用コストの削減、企業顧客への最新のITの導入を可能にし、収益を増やすことができます。

Canonicalのアライアンス担当副社長であるRegis Paquetteは、次のように述べています。「GSIは、AI、マルチクラウド、HPC(高性能計算)、IoT、インテリジェントオートメーションを中心とした最適なソリューションで企業のデジタルトランスフォーメーションを推進する立場にあります。リニューアルしたCanonicalのプログラムは、これを短時間でセキュアに実現し、運用寿命全体の経済性を高めるお手伝いをします。GSIは、オープンソース技術の提案、組み込み、提供によって、企業の複雑なITニーズに対応し、オーダーメイドのソリューションの構築を求められる機会が増えています。CanonicalのGSIプログラムによって、そのプロセスが容易になるでしょう。」

オープンソースと自動化の専門知識を持つフルスタックパートナー

Canonicalの製品群はモジュール式のため、複数のIT環境、ワークロード、ベンダー、レガシーインフラ自由に組み合わせることができ、コンサルティングおよび統合のオプションをGSIに提供します。GSIはIT技術の導入時間を通常の数カ月からわずか数時間とし、納品までの時間を短縮することが可能です。

ベアメタルからアプリケーションレイヤにまで対応するCanonicalのツールにより、導入の複雑さも軽減されます。これにはアプリとインフラのDevOpsオートメーション、物理サーバーのクラウドスタイルのプロビジョニング、手作業なしにリモートで構築、公開、更新可能なアプリが含まれます。このようなツールにより、GSIは、構成の再使用や企業としての情報蓄積に力を入れ、質の高い導入と継続的な運用管理を通じて顧客の満足度を高めることができます。

GSI専用のサポートとインセンティブ

Canonicalは、プログラムの一環として他のメリットも展開しています。GSIは、自社の顧客ベース全体に対して、案件登録時に競争力の高い割引価格を提示し、数量割引を適用できます。技術チームは、ファーストレベルのサポート、およびすべてのCanonicalサービス提供の認定を受けることができます。またCanonicalは、総合的なパートナーポータルに加え、アカウント管理、販売、エンジニアリング、マーケティングサポートなどの専任リソースも割り当てます。

Canonicalは、プログラムを通じてGSIの販売/コンサルティングチームにCanonicalのフルスイートについてのトレーニングを提供するほか、GSI独自の製品やサービスと統合する機会を明確にし、戦略的な概念実証など具体的な顧客の要望に応じて協力します。

マルチクラウド設計

Canonicalとの提携は、すべての企業IT分野でGSIのビジネスを促進します。Ubuntuはすべての大手パブリッククラウドで最も人気の高いゲストOSであり、CanonicalはOpenStack Foundationの設立メンバーであるため、マルチクラウド運用には最適と言えます。Charmed OpenStackは、継続的な運用コストが低く、コスト効率の高いプライベートクラウドインフラを提供します。さらにUbuntuは、すべての大手パブリッククラウドにおいてKubernetesのリファレンスプラットフォームであり、ピュアアップストリームのCharmed Kubernetesを通じてハイブリッド/マルチクラウド環境に対応した移植性の高いコンテナ型ワークロードを提供します。

IoTとスマートシティへの先進的な提案

スマートシティからロボティクス、産業用機械、エネルギーまで、Canonicalの幅広いIoT製品により、GSIは、高いセキュリティと拡張性を持ち、将来性の保証されたソリューションを顧客へ提供し、また自社プラットフォームへの組み込みに活用できます。CanonicalのIoTアプリストアは、ソフトウェアをホストし、現場のデバイスに配布します。また、自動化されたライフサイクル管理機能により、GSIによるサービスやサポート管理を容易にします。

セキュリティに対する真摯な姿勢とエンタープライズグレードのサポート

Ubuntuは、業界をリードするセキュリティ対策を基盤としています。IntelAMDIBMの各社は、LinuxからOpenStack、コンテナまで、Canonicalによるハードウェアでのセキュリティ管理に信頼を寄せています。Ubuntuは政府の認定に加え、米国国立標準技術研究所(NIST)、米国国防情報システム局(DISA)、インターネットセキュリティセンター(CIS)が与えるFedRamp、FISMA、HITECHの監査コンプライアンスを取得しています。

CanonicalのUbuntu Advantage for Infrastructureのエンタープライズグレードサポートは、一括料金モデルで最大10年間のセキュリティ更新を提供します。

CanonicalのGSIプログラムの詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。

<以上>

Canonicalについて

Canonicalは「Ubuntu」を提供する企業です。Ubuntuは、ほとんどのパブリッククラウドのワークロードに使われているOSであり、スマートゲートウェイ、自動運転車、高度なロボットなどの最先端分野でも使用されています。Canonicalは、Ubuntuの商用ユーザ向けにエンタープライズセキュリティ、サポート、サービスを提供しています。Canonicalは2004年に設立された非公開企業です。

詳細は以下のウェブサイトからご覧いただけます。

https://jp.ubuntu.com/ https://www.ubuntu.com/

報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社井之上パブリックリレーションズ内 Canonical広報担当: 

池田/リットウィン/藤井
E-mail: canonical@inoue-pr.com

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