Linux ディストリビューションの動向と選択ポイント
by Canonical on 17 October 2023
最近のLinuxディストリビューションの情勢が変わりつつあります。
Red Hat Enterprise LinuxのクローンOSである、CentOSがサポート終了となり、CentOS Streamへと移行し、代替OSとして台頭してきたAlma LinuxやRocky Linuxなどの新興クローンOSは、Red Hat社により 発表されたソース公開の限定によって先行きが不透明となってきました。
そういった情勢により、どのLinuxディストリビューションを利用するか、非常に判断が難しい状況であり、企業によって重要なポイントとなってきます。
そんななかで注目されるのが、世界でWebサーバNo.1のシェアを誇るLinuxディストリビューションである「Ubuntu」です。
デスクトップでの利用はあたりまえとなっていますが、サーバ用途としても堅牢性を求められる企業の基幹システムから、先進性が重視されるAI/機械学習ソフトウェアやクラウド環境、エッジ、組込みまで幅広く用いられるプラットフォームとして注目できる存在です。
Ubuntuには、企業が安心して活用するために用意された「Ubuntu Pro」と呼ばれるサポートパッケージが用意されており、Ubuntuの開発元であるCanonical社によって提供されるUbuntu Proには、問題解決等を目的としたサポートサービスをはじめ、10年間の長期サポート、セキュリティ対策や運用管理の効率化を目的としたツール・サービスなどが含まれます。
本セミナーでは、Canonical社 リージョナルセールスマネージャの柴田憲吾氏にUbuntuの特長やメリット、具体的な採用事例についてお話いただき、Ubuntu Proの詳細についてもご紹介します。
また、SRAが提供する「Ubuntu日本語サポート」と、Ubuntu上でのソフトウェア開発やOS移行、システム構築、セキュリティ対策などをワンストップで支援する「SRA Ubuntuトータルサービス」についてもご紹介します。
・これから、Linuxをご検討の方
・Linuxディストリビューションの選定で悩んでいる方
・CentOSからの移行先を探している方
・Ubuntuを利用しているが「Ubuntu Pro」をご存じない方
・OSSの利用で課題のある方
本セミナーは、Webセミナーとなっておりますので、お気軽にご参加頂けます。
是非ご参加ください。
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