マイクロクラウドに関するCTO向けガイド

マイクロクラウドで有効なエッジコンピューティング戦略を確立するには

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エッジの意味は人それぞれ
「エッジ」(エッジコンピューティングの意)という言葉は、IoTデバイスのデータを収集するRaspberry Piから、エンドユーザーに近い地域的なプライベートデータセンターまで、さまざまなアーキテクチャ、サイズ、ユースケースに使用されます。では、強力なエッジ戦略とは何でしょうか?
このホワイトペーパーは、特定の業界を対象としていません。有効なエッジ戦略の重要な側面をモジュール式に解説します。本書では、通信事業者、製造業、小売業など、分野別に革新的な事例を紹介していますが、出発点はエッジコンピューティングの制約と利点に関する全般的な分析です。また、マイクロクラウドという新しいクラスのインフラストラクチャを定義します。これはエッジコンピューティング環境の将来を保証するコンポーザブルで柔軟なソリューションです。

エッジ向けマイクロクラウドとクラウドコンピューティングの比較
エッジコンピューティングとはソリューションではなく、地理的に分散したコンピューティングの形態です。そのエッジコンピューティングのソリューションとなるのが、マイクロクラウドです。マイクロクラウドは、パブリッククラウドやプライベートクラウドのような大規模な拡張性はないものの、分散型環境ならではのセキュリティ、プライバシー、ガバナンス、低レイテンシを備えています。大規模クラウドのAPIやプリミティブをエッジのスケールで再現し、無数の場所で小さなクラスターを複製します。

本書では、マイクロクラウドで当初のニーズを満たしながら、再調整や再デプロイなしに将来のユースケースに対応する方法を説明します。

有効なエッジコンピューティング戦略を確立するには
このホワイトペーパーの内容:
• エッジコンピューティングに伴う困難について説明する
• エッジコンピューティングの制約、課題、利点と、マイクロクラウドがそれらにどのように対処できるかを分析する
• マイクロクラウドのアーキテクチャを、実績あるテクノロジーで構成されたモジュール構造のエッジコンピューティングインフラストラクチャとして提案する
• オープンソースのマイクロクラウドを使用した有効で将来にも対応するエッジ戦略の定義を支援する


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