企業向けのソフトウェア定義ストレージに関するガイド
企業のクラウドストレージのニーズに合わせてCephを活用するためのガイド
あらゆる組織でクラウドデータストレージに対する需要が高まっています。このホワイトペーパーでは、オープンソースのソフトウェア定義ストレージシステムであるCephが、現代企業のストレージ状況に適合し、ストレージインフラストラクチャの需要に対応することを説明します。
ソフトウェア定義ストレージとは
ソフトウェア定義ストレージ(SDS)システムは、ベンダーが提供する基盤ハードウェアに縛られる従来のアプライアンスとは異なり、システム構築に使用するハードウェアを抽象化したストレージソリューションの一種です。つまりSDSのユーザーは、市販の既製ハードウェア(コモディティハードウェア)を使用してストレージシステムを構築しながら、パフォーマンスとコストの目標をどちらも達成できます。
Cephは市場をリードするオープン-ソースのソフトウェア定義ストレージシステムであり、ベアメタルサーバーやOpenStackインフラおよびKubernetesインフラのストレージ、あるいはS3 APIやSwift APIを介したアプリケーションの直接的なストレージとして使用できます。
オープンソースのCephを自社のIT環境でクラウドストレージとして利用する方法
推定では、1日あたり2,500ペタバイトのデータが作成されており、その増加量は今後も加速し続けるものと思われます。すべての組織は、限られた予算の中であっても、ストレージインフラストラクチャをシームレスかつ容易に拡張できるように準備しておく必要があります。
本書では、現在レガシーのアプライアンスベースのストレージシステムを運用している企業が直面している課題と、プロプライエタリなテクノロジーを補強し、最終的にはスケールアウト可能なオープンソースのCephに置き換える方法について説明します。Cephでは、単一のクラスターですべてのプロトコルのニーズ(ブロック、ファイル、オブジェクト)に対応できるだけでなく、堅牢な障害復旧と業務の継続を実現する機能が提供されます。
このホワイトペーパーをダウンロードし、以下の把握にお役立てください。
- 予算内でストレージを拡張するうえで企業が直面する課題
- アプライアンスを使用した従来のストレージシステムの代替策としてオープンソースのソフトウェア定義ストレージが有力である理由
- Cephを使用して次の点で将来に備える方法:
- 信頼性
- 拡張性
- 柔軟性
- コスト効率を維持しながら成長に合わせて拡張する方法
- 単一のマルチプロトコルストレージクラスターへの統合により、データのサイロ化を低減する方法
- ローカルおよびリモートのデータ複製を使用して障害に備える方法
- マネージドサービスが、コストを削減しながら「サービスとしての〇〇」を提供する仕組み